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2014年7月24日木曜日

「次世代への責任」  Philipp Lahm

2014年7月 DFB.deの記事 “ Lahm: "Verantwortung für nächste Generation" 
(http://www.dfb.de/news/de/d-nationalmannschaft/lahm-verantwortung-fuer-naechste-generation/61021.html)


ラーム:「次世代への責任」

 世界王者のフィリップ・ラームは、突然の代表引退の後にある種の重荷から解放された。「僕が一年のうちに経験した極端と言える経験」、彼はそれを通し、「競技スポーツに身をやつすのは止そうと思った。僕の人生は僕のものだ。僕自身も僕のキャリアもこの先成功させていこうとするのなら、自分の人生は自分で決めなければならないんだ。つまり、決断するんだ、それに迫られる前に」ラームはZeit誌の中でそう述べた。
「この決断を誇りに思っている。僕はただ選手としての自分の仕事に全力で身を捧げることができる、フィリップの扱いは簡単にはいかないだろうけど」

バイエルン・ミュンヘンとドイツ代表のキャプテンは代表戦113キャップを経験し、ワールドカップブラジル大会での優勝をもって、代表でのキャリアを終えた。ラームは「時が来た」のだと感じた。
「僕の人生と代表を刷新するためにね。今ではもう、責任を担うべき次の世代がいる。なかには僕より89歳も年下の選手がいて、彼らは彼らのなかでリーダーを見つけ、リスペクトし、支えあっていきながら、まだ成長していかなければならない」

運命がくれた贈り物

今、彼はこう思っている。
「あとはもうバイエルン・ミュンヘンのキャプテンとしてリーダーシップを執ることに集中するだけになった。もちろん、身を退くに相応しく、タイトルを勝ち取れたことは天からの贈り物だったけれど」、ラームはさらに続けて、「もし優勝を経て凱旋出来なかったとしても、どちらにせよ引退は決めていたんだ」

 競争あるスポーツの世界で生きる選手として、「うまくいかないこともあると、常にきっぱり理解しておくことが、最高のところでのバランス取りを成功させるんだ。」
そのため、2012年におけるチャンピオンズリーグ決勝での敗北は「僕のキャリアの中でも忘れない、最も影響された一戦だ」とラームは述べた。我々は常にその手のなかにあるのだ、「運命のね。たいていのことは、まさに幸運だっただけでもある。だんだんと、僕は受け入れるようになっていったんだ。挫折もその一部であること、そして自分の行いについて謙虚であることを」

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